映画『悪と仮面のルール』公式サイト

コメント

玉木宏(久喜文宏/新谷弘一役)

Q.本作品のオファーがあった時の第一印象
中村文則さんの持ち味である、深く深く出口のない溝に落ちていくようなスケールの大きい作品を映像化するというのはチャレンジングだと感じました。
Q.主人公はすべてを秘めて押し殺した役柄ですが、演じてみてのご感想や、演じる際に意識したことなど
非常にデリケートで難しい役柄だと感じました。
結論から言うと、文宏は整形をして他人の顔を手に入れ、覚悟を決めて進もうとするが、人の内面は整形出来ない。
悪に対して理性があるが故の脆さを大切に演じたいと思いながら、この作品と文宏という役に向き合いました。
Q.出来上がる作品への期待
特異な作品だからこそ、「善悪」「真の愛」「家族」「友人」の事を、改めて見つめ直すきっかけになるのではないかと思います。

新木優子(久喜香織役)

Q.本作品のオファーがあった時の第一印象
原作を読んでいたので、原作ファンとして嬉しくもあり、またプレッシャーも感じました。
Q.香織を演じてみてのご感想や、演じる際に意識したことなどは・・・
香織は私が演じた女性の中でもすごく純粋で心の綺麗な女性でした。
私も香織を演じることで人に対する想いの強さ、大切さを実感できました。
繊細で上品な香織を演じるにあたって、いつもの自分より喋るスピードをゆっくりにしたり、瞬きをなるべくしないようにしていました。
Q.出来上がった作品をご覧になってのご感想と、これから見る人へのメッセージ
暗い始まりから想像もつかないようなラストに、台本を何度も読んだのにもかかわらず、アッとびっくりしました。
愛する人、誰か想う人がいる人の強さは圧倒的だなと思いました。
この作品を見ることによって人を思うことがどれだけのエネルギーになるのか実感してほしいです。

吉沢亮(伊藤亮祐役)

大好きな中村文則さん原作の作品に携われて、とても幸せな時間でした。
役作りで初めて髭を伸ばしたのですが、こんなに生えるのかとビックリしました。
ある意味ファンタジーチックな世界観であり、ファンタジーチックな役でしたが、彼なりの歪んだ正義、
そして歪みきれない自分への葛藤などをリアルに描こうと、精一杯演じました。ぜひ見てください。

監督:中村哲平

中村文則先生の描く世界を映像化することは、プレッシャーと共に大きな喜びでした。
闇の中に一筋だけ感じる温かな光。
作品は重くて、苦しくて、ズシリと心に来るけれど、
それを乗り越えた先には、純粋な愛が感じられる。
玉木宏さんを筆頭に、魅力的なキャスト、優秀なクルーが集結し、素晴らしい作品になりました。
先生の表現する光や空間や熱、繊細に描かれた人物にストーリー、そして心に響く言葉たち。
その全てを大切に、この映画の中に込めました。

原作:中村文則

素晴らしい役者の方々に演じていただけて光栄です。
現場にお邪魔して、とても面白くなると肌で感じました。大変楽しみにしています。

(C)中村文則/講談社 (C)2017「悪と仮面のルール」製作委員会